世界のとびきりおいしいをお裾分け「YOU BOX」from Georgia! 【前編】
さて、これからどこにいこう。どうやらワインは、東のKakheti地方が有名らしいので、ひとまず目指すは、東。タクシーの運転手と難解なお金交渉の末、通じていないであろう会話を続けていると、目の前にブドウを積んだトラックや車が現れはじめました。ブドウの町に近づいてきたみたい。少し賑わいが見えてきた場所で、「ランチ、行こうぜ!」みたいなジェスチャーをしてドライバーは車を停車。妙なところで降ろされたらどうしようかと思っていると、どうやらその日はブドウの収穫祭! みんな、食べて飲んで歌って踊って。ふと隣を見ると、なぜかドライバーの家族がそこにいて、家族と一緒にお祭りを楽しむことに。Google mapで確認すると、どうやらここが目的地Signagi。
その日の宿は、アーティストでありドクターの、スザンナさんのおうち。ロシア語しか話せないお母さんの言葉を一生懸命英語に訳す12歳の娘に胸をきゅんきゅんさせつつ、「ようこそおうちへBBQ」を頂きます。ぱっかーんとした笑顔は、青空に最高に映える。翌朝、外はつい走り出したくなるほどの快晴。早速散歩に出かけて、「ガーマルチョーバ!」(こんにちは)と覚えたてのあいさつをすると、とてつもなくフォトジェニックなおばあちゃんが、にぱっと笑って家に手招きしてくれます。