世界のとびきりおいしいをお裾分け「YOU BOX」from Georgia! 【前編】
で自然発酵させてワインを作っているお家で、作り始めて2週間程度の若いワインを飲ませてもらう(太陽をいっぱいに浴びたブドウがギュっとした味で美味!)。私は、みんなが毎日お家で作っている「マツォーニ」(日本のプレーンヨーグルトよりほんの少し酸味が強い)、を毎朝食べるのが楽しみでした。でも、その菌がどこから来ているのか、どうやって作ってるのか気になって、農家さんを訪ねたいなーと話していた夜、「牛を一匹買っている女性がいるから、そこに行こう!」とスザンナさんが電話すると、「いつもならいいんだけど、さっきから牛がなぜか見当たらないの」と冗談のような回答。再度30分後、そして1時間後にかけるもまだ牛は迷子のよう。翌朝に行こうとの約束を取り付け、翌朝何事も無かったかのように誰も現れなかったのは、なんとなく、予想の範囲内(笑)。その後現れたスザンナさんの父は私の肩をポンとたたき、笑顔で一言「明後日、一緒に行こうよ」。もともとないんだけれど、「計画」なんて立てても全く意味はなく、むしろ思い通りに行くと思ってただなんて! マツォーニを諦め、今度はSignagiで出会った同年代のロシア人女子たちと、北の山の方、Kazbegiを目指すことに。