2016年4月23日 12:00
ピガールが東京で初のコレクション開催、ショー翌日から店頭販売の最新サイクルローンチ
男性のフェミニティ「エロス」をテーマに、他のメンズブランドと一線を画したジェンダーレスを各アイテムのディテールとカラーで明確に提案した。2015年の「ANDEM Fashion Award(フランス国立モード芸術開発協会ファッションアワード)」のグランプリを受賞し、25万ユーロの賞金と共にシャネルから1年間のクリエイティブ支援を受けている同ブランドらしく、シャネルのクチュール用刺繍メゾン・ルサージュによるPのロゴが背中にあしらわれたジャケットをステファン自身がフィナーレに着用して登場。モデルが手に持つバラのオブジェなど、コレクションのほぼすべてのマテリアルがメイド・イン・パリの伝統を受け継いだもの。若手デザイナーを育成するプログラムが、官民と共に文化として機能していることを印象付けた。Text:野田達哉
Photo by Tatsuya Noda(c)Fashion Headline
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