くらし情報『日本橋三越リモデルの環境デザインに隈研吾、2018年に第一期オープン』

2016年5月23日 20:14

日本橋三越リモデルの環境デザインに隈研吾、2018年に第一期オープン

同店は2004年に新館をオープンし、2006年に本館地階と1階の耐震改修工事を実施したが、全館リモデルを行うのは数十年ぶりのこととなる。今回のリモデルでは顧客のグループ化を従来の年齢、性別などの「属」から、趣味、価値観で考察する「族」への考え方にシフトすることで40歳代の客層増を狙う。具体的なMD構成として従来のプレステージゾーンの上位にアート&オーダーを置き、衣(+飾)食住遊のカテゴリー構成比として「あそび(遊)」(美術・呉服・学び・スポーツなど)の展開面積を増やし、接客も同店のDNAでもある呉服の”座売り型“に見直しを図り、品揃えも広さより深さを追求していく方針。「従来のファッションの金太郎飴状態の百貨店業態から、文化軸の百貨店を目指すには日本橋三越は最適な店舗。歴史的に好立地であったが交通網などの変化によって立地環境が変化し、高齢化などによる同様の悩みを持つ百貨店は全国に80%以上あると想定される。あたらしい百貨店の歩むべき道のひとつの指針となるべきリモデルを目指す」と中店長は話す。第1期再開発計画では本館1~3階、新館1~2階を対象範囲に、本館上層階と新館を中心に「あそび文化」を展開。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.