2016年7月9日 15:00
【対談】三原康裕×乃木坂46生田絵梨花--少し大人になった彼女に似合う足し算をした
例えば、もともと全身クレストブリッジチェックだったワンピースの上半身をレースに変えたりだとか。また、シンプルなプルオーバーのドレスは、ウエストから下をチュールで覆うことで、フェミニンさをプラスしました。フィッティング前は「似合うかどうか」と不安だったんですが、彼女と会ってからは「これはいけるな」っていう、確信が持てました。ーーすごく上品で、大人っぽい魅力も垣間見えますね。生田:ありがとうございます。なかなかこんなに上品な服って探しても見つからないので、自分でも普段からよく着させていただいています。ーー撮影時はヒールがある靴を履かれていましたね?生田:普段はあんまり履く機会がないのですが、ヒールを履くとすごく気分が上がります。しゃんと背筋が伸びるっていうか。
三原:ヒールって、反自然的な行為だと思うんです。かかとをわざわざ高くするのは、足を綺麗に見せたいという願望の現れだと思います。そこに僕は、女性特有の価値観を感じます。メイクだってそう。先ほどの話に繋がりますが、女性の場合は「足すこと」で綺麗になることもある。だからヒール部分も、金具のゴールド、コルクのベージュ、ソールのブラックなどのアイテム毎の色味を上手く使って、上品に仕上げています。