くらし情報『日本を現代アートの先進国へ。ギャラリーと企業をつなぐプラットフォーム「G current」に新展開』

2016年10月13日 18:00

日本を現代アートの先進国へ。ギャラリーと企業をつなぐプラットフォーム「G current」に新展開

G currentのサポートのスタイルは企業により異なり、酒造会社の獺祭の場合は、国際的なアートフェアでのお酒の提供、別の企業ではアーティストとのコラボ商品の制作など様々。企業の数だけサポートの形も変わり、現在、石井氏の理念に賛同した17の企業とサービスが名を連ねる。「海外のアートシーンには“大人”の人が多くて、60とか70代の人が若いアーティストのアバンギャルドな作品を買うのは珍しいことではない。仕事をリタイアした人がアートを趣味にして収集する、そんな文化的な土壌があるんですよ。いまの日本にはそういう要素がなくなって子供っぽくなっているので、そこを変えていきたい」と小山氏。10月20日、小山氏は六本木に新しいアートスペースをオープンする。ここが“大人”の集う文化サロンとなっていくことだろう。現代アートをめぐる環境は日々変化している。
鑑賞することから一歩踏み込む、G currentの試みに今後も注目していきたい。
小山登美夫氏
石井俊氏

日本を現代アートの先進国へ。ギャラリーと企業をつなぐプラットフォーム「G current」に新展開

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