くらし情報『ウェディングドレスに留まるテクノロジーが生んだ蝶々 ハナエモリ マニュスクリ【17SSウィメンズ】』

2016年11月8日 22:00

ウェディングドレスに留まるテクノロジーが生んだ蝶々 ハナエモリ マニュスクリ【17SSウィメンズ】

ハナエモリ マニュスクリ17SSコレクション

ハナエモリ マニュスクリ(Hanae Mori manuscrit)がAmazon Fashion Week TOKYO 2017 S/S期間中の10月18日、虎ノ門ヒルズ森タワーアトリウムにて17SSコレクションを発表した。ウェディングラインのコレクションとなる今回のテーマは「優美な意外性-A Dainty Sheer Layer」。眩しいほどの自然光が降り注ぐ空間を、純白のドレスに身を包んだモデルたちが舞う。心地よい空気に満たされたショーだった。軽やかに揺れるシルク、レース、チュール、リボン、そして髪に留まる蝶の姿。ハナエモリのシンボルである蝶をかたどったヘッドドレスは、オリジナルのレース生地を元に、3Dプリンターを用いて切り絵風の模様を樹脂にプリントして作ったものだという。デザイナーの天津憂氏が目指す「デジタルとの融合」を最もよく表したアイテムだろう。デコルテと背中の美しさを際立たせたカッティング、ボディラインを上品に強調したコルセットやマーメイドラインのスカートなど、ウェディングドレスの王道を追求したデザインの中に、テクノロジーの技が確かに息づいている。
天津氏は「ヘッドドレスは、青や部分的にシルバーに光るモールドテック素材を使って作りました。

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