2018年6月7日 14:30
パリの総合美容専門店ビュリーが京都に日本2号店をオープン、茶室に着想を得た外観
パリに本店を構える総合美容専門店「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」が6月7日、京都に日本2号店をオープンさせた。
ジャン-ヴァンサン・ビュリー(Jean-Vincent Bully)が1803年に創業した「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」は、ヴィクトワール・ドゥ・タイヤック(Victoire de Taillac)とラムダン・トゥアミ(Ramdane Touhami)夫妻によって2014年に再スタート。パリ、ロンドン、ソウル、台北に次いで、2017年4月に東京・代官山に日本1号店をオープンした。
彼らが日本2号店の地に選んだのは、京都。直線的な梁が印象的な数寄屋造りの外観は、日本の茶室に着想を得て聚楽壁(じゅらくかべ)、沓石(くついし)、障子を用いた日本の床の間のようなしつらえを演出した。しかし店内に入ると一転、内装は19世紀のフランスらしいクラシカルな空間へと誘う。オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーを象徴する重厚な薬局棚、ブティックの中央にはオイル・スキンケアを相談しながらセレクトするための大理石のカウンターが設置されている。