日本の誇るジュエラーが一堂に。美の凝縮した「日本のアートジュエリー展」が日本橋三越で開催
、いつの時代も人々を魅了してきた「アンティーク」という3つのキーワードの下に、本展に出展する作家と作品の一部を紐解いていきたい。
石川暢子 / NOBUKO ISHIKAWA(ノブコ イシカワ創業者)
日本古来の技術と西洋美学の融合。
日本にまだ、ジュエリー文化が根付いていなかった時代。“日本女性の美しさを引き出し、日常着に纏うジュエリーをデザインしたい”という想いから誕生した、石川暢子によるブランド・ノブコ イシカワ。その工房では現在も石川暢子の志と技術はブランドとして受け継がれ、企画・デザインを始め、伝統工芸、彫金の技術を駆使した作品が製作されている。本展で披露される2018年の新作コレクションは、ストーリー性のある絵画的なジュエリーがラインアップ。
ブローチ兼ペンダントヘッド「白鳥城」税込410万4,000円
ブローチ兼ペンダントヘッド「愛の調べ」税込275万4,000円
大倉堂(ジュエラー)
美の息づく瞬間を再現する、まるで風景画のような作品。
西洋のジュエリー技法を用いながらも、日本の景色や四季へ着想を得てデザインし日本独自の美を追求している、1969年創業の大倉堂。