リサイクルデニムを原料に独自のレシピ開発、G-Star RAWの「The Art of RAW」第3弾アーティスト、レニー・シュテープにインタビュー
Q:あなたの作品がファッションの分野から評価を得たことを自分ではどう分析していますか?
レニー:G-star RAWとのコラボレーションは、私にとって大きなチャンスとなりました。私の作品がファッション界という異なる分野の一部となったことを、とても光栄に思っています。私は一つのプラットフォームや分野だけで仕事をしているとは思っていません。いつも、さまざまな技術や素材を使った仕事に魅力を感じていたので、この新しいデニムアート作品『Fluff Stacks』を自分のコレクションに加えられることを嬉しく思います。G-star RAWのためにデザインした作品は、ファッション企業としては珍しい家具のコレクションです。今回のコレクションは古いデニム生地を使用していますが、デニムは私にとって全く新しい素材で、デニムから作品を作ることはとても楽しい作業でした。
Q:『フラッフスタックス』のクリエイティブな思考プロセスはどのようなものだったのでしょうか?
レニー:私はいつも素材を見て、その素材がどのような特性を持っていて、どのように振る舞いたいのかを考えます。今回、デニムのパルプを使った新しい素材を作ってみて、それがとても丈夫であることに気づきました。