リサイクルデニムを原料に独自のレシピ開発、G-Star RAWの「The Art of RAW」第3弾アーティスト、レニー・シュテープにインタビュー
そして、その限界に挑むにはどうしたら良いかと考えた結果、家具を作ることにし、サイドテーブル、スツール、ランプの3種類の原型を作りました。
Q:作品が“サスティナブル”であるという評価に対して、自分ではどう考えていますか?
レニー:私たちは素材を使う前に、その素材がどこから来ているのかをよく考えてから、ものづくりをするべきだと思います。“サスティナブル”という言葉を、私たちは安易に使いがちですが、私たちはその意味を本当に理解しているのでしょうか? 私たちは本当に“サスティナブル”でしょうか? 私はレッテルを貼られるのが好きではありません。私は技術と素材にフォーカスしており、一般的とされている方法ではなく、何か違う方法で素材を活かす方法はないか、常に挑戦し続けています。
Q:あなたの今後の展覧会の予定を教えてください。
レニー:今後の展示計画は、この1年間に制作した新作を発表することです。最初の展示は、10月末に開催されるオランダのデザインウィークとなります。新作に加え、G-Star RAWと制作した作品も展示される予定です。
Q:未来のあなたの計画はどう考えていますか?
レニー:うーん、私のこれから先の計画? デンマークやスウェーデンなど、海外に移住することでしょうか。