アニッシュ・カプーアによる国内最大規模の個展、「おおいた大茶会」の一環として開催
が登場。奥行12m程度の空間内部に入ると、正面に暗黒の壁が現れ、時が経つにつれて、不思議な知覚体験を引き起こす。
野外には代表作の一つ「Sky Mirror」を設置。光を反射し空を映し続けるその姿は、あたかもこの場所にポッカリと突然空いた異世界への入り口のように見える。
「I looking in at me」2016 / Silicone, fibreglass and gauze, 169 x 162 x 117 cm
©Anish Kapoor, 2018 / Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE
さらに2つの大型作品の中間に設置される特設ギャラリーでは、展覧会「コンセプト・オブ・ハピネス」を開催。体内を表現するかのような筆致も荒々しいドローイングや彫刻全10点(予定)を展示する。また、BBCが制作したカプーアのドキュメンタリー映像も上映予定。
大分県では、「おおいた大茶会」を共通テーマとして、「第33回国民文化祭・おおいた2018」と「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」を、10月6日から11月25日まで県内全域で開催。
「アニッシュ・カプーア in BEPPU」