グランドセイコーから初代グランドセイコーの復刻デザインを美しい黒漆と高蒔絵で表現した限定品が登場
漆を塗布した上に、金沢の漆芸家・田村 一舟(たむら いっしゅう)氏が、加賀漆芸の精華ともいえる繊細さと力強さを併せ持った高蒔絵を施しました。漆で12ヶ所のバーインデックスと「Grand Seiko」のロゴを塗り重ねて盛り上げた上に、金粉を蒔いて丹念に磨き、立体的に仕上げています。ゆっくりと筆先のみを動かして描くため、熟練の技と非常に高い集中力を必要する難度の高い技法です。
複数の技を組み合わせ、初代グランドセイコーの復刻デザインと響き合う、荘厳かつ精緻な表情を実現しています。 先端がダイヤルに向かって緩やかなカーブを描く分針と秒針は手作業で曲げられ、ダイヤルとの距離を最小化し、時刻の判読性を高めています。
軽さと美しさを両立する、ブリリアントハードチタン製のケース
ケースと中留の素材には、グランドセイコー独自の「ブリリアントハードチタン」を採用し、軽さと美しさの両立を追求しました。「ブリリアントハードチタン」は、通常のチタンと同様の軽さを持ちながら、標準的なステンレススチールの約2倍の硬度により傷がつきにくい先進素材です。また、これまでのチタンよりも白い素材の表面を、熟練の研磨師が「ザラツ研磨(※1)」