くらし情報『夭折した異能のデザイナー・高橋大雅の「応用考古学」というキーワード』

夭折した異能のデザイナー・高橋大雅の「応用考古学」というキーワード

当初あった大黒柱を外すための認可など、そのこだわりからオープンは計画より5ヶ月遅れたという。

夭折した異能のデザイナー・高橋大雅の「応用考古学」というキーワード
立礼茶室「然美」(総合芸術空間「T.T」2階)

100年以上前の神社仏閣の欄間や古木を自身で選定し組み木で接合した内装が広がる店内には、イサムノグチを長年支えた石彫家・和泉正敏との共同制作による彫刻作品が配置されている。更に一枚のシームレスな布で空の光を演出した天井や、天井に埋め込まれた1mmのピンライト、2階の立礼茶室「然美(さび)」へ向かう庵治石の階段、その茶室にためにデザインされた桜製作所と共作による椅子など、細部の挑戦に驚かされる。


夭折した異能のデザイナー・高橋大雅の「応用考古学」というキーワード
今年1月に有楽町阪急メンズで行われたポップアップ「In The Presense of Absense 不在のなかの存在」

「過去の遺物を甦らせることで、未来の考古物を発掘する」というテーマは彼の死後、新たな形で協業されている。日本古来の大麻布を現代に蘇らせようと研究開発されてきたファブリックブランド「麻世妙-majotae」を細尾が協力。生前の高橋大雅にプロダクトのデザインを依頼。彼が監修したコラボレーションアイテムが大阪と東京の「阪急メンズ」で今年1月に行われたポップアップ「In The Presense of Absense 不在のなかの存在」

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