ムーブメントからエナメルダイアルまで自社アトリエで手掛けたルイ・ヴィトンの新作ハイウォッチ
が初となります。オートマタは専用のゼンマイで駆動するため、フライングトゥールビヨンは65時間のムーブメントパワーリザーブを通じて、高いレベルのクロノメーター性能を維持することが可能に。
©Ulysse Frechelin
「タンブール ファイアリー ハート オートマタ」のダイアルアニメーションを同期させるという課題は、メゾンのウォッチメイキングアトリエの「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」でマスターウォッチメーカーを務めるエンリコ・バルバシーニとミシェル・ナバスの2人が率いるムーブメント開発チームが長年にわたり積み重ねてきた専門知識と経験によって解決にいたりました。まるで魔法のよう瞬時に動き出すダイアルは、オープンケースバックから、その秘密の仕掛けを垣間見ることができます。ムーブメントの右上隅にあるオープンワークのブリッジからは、自動巻きゼンマイ、動輪、そしてレギュレーターが動く魅惑的な眺望を楽しむことができます。この複雑な機構は、7つのダイアルから成るオートマタに動力を供給し、その動作時間を調整し、動作速度まで制御します。
ダイアル上では、ハートを開いて秘密のメッセージを明らかにするところから、回転するモノグラム・フラワー、舞い上がる炎、そして浮かび上がる棘まで、オートマタの優雅な動きの1つ1つが高精度に調整され、「タンブール ファイアリー ハート オートマタ」