Watches & Wonders 2023に登場したピアジェの驚くべき美の世界
大胆でグラフィカルなオープンワークのカフウォッチ、贅沢な質感のゴールドチェーンのブレスレット、滑らかで深みのある色合いのオーナメンタルストーン、揺れ動く粋なソートワールウォッチなど、当時の流行を反映した「21st Century」のジュエリーウォッチは、1970年代を代表するピアジェのコレクションとなりました。
1874年にジュネーブ郊外の小さな村で創業したピアジェは、約150年という長い歴史を刻んできました。創業者ジョルジュ=エドワール・ピアジェのパイオニア精神は世代を超えて受け継がれ、1950年代後半には当時最薄となるムーブメントを開発。これにより、デザインの自由度が飛躍的に広がりました。1960年代、ヴァランタン・ピアジェはオートクチュールのショーからヒントを得るべくデザイナーをパリに送り出したことで、ウォッチでありながらジュエリーとしての魅力も兼ね備える、新しい世代に向けたジュエリーウォッチが誕生したのです。
Piaget Society
ピアジェが残した文化的足跡の多くは、シュルレアリスムを牽引したサルバドール・ダリ、ハンス・エルニ、アルマンなど、ジャンルを超えて活躍する現代アーティストとのクリエイティブなコラボレーションから生まれています。