再開発で大変貌を遂げたキングスクロス! ローカルが集まる新注目スポット【ロンドンの旅vol.2】
日本の場合、東京駅や品川駅周辺というとビジネス街や高層マンションが立ち並ぶ、好立地なイメージですがヨーロッパの場合真逆。旅行などで訪れる機会があれば用心が必要かもしれませんね。
キングスクロス周辺
GoogleやYouTubeが入ったオフィスビル
ロンドンのキングスクロスといえば、閑散としていてショップやカフェなど何もない印象でしたが、現在はGoogleやYouTubeが入ったオフィスビルが並び、建設中の建物もいっぱい。さらに北方向に遊歩道を歩いていくと、一昨年末にオープンした「コール・ドロップス・ヤード(Coal Drops Yard)」に到着しました。ここは、かつて石炭置き場として利用されたいた大きな建物を、食事、アート鑑賞、買い物を楽しめる商業ビルへとリノベーションさせたのです。
「コール・ドロップス・ヤード(Coal Drops Yard)」
Photo by John Sturrock
19世紀ヴィクトリア朝時代の建物を生かし、個性的なショップやレストラン約50店舗を擁しています。例えば、家具や照明を扱うイギリス人デザイナー、トム・ディクソン(Tom Dixton)は、ショップ兼ワークショップ兼ギャラリーを「コール・ドロップス・ヤード」