2020年3月4日 12:00
写真家・鈴⽊親の個展「東京の⽇常の断⽚」が天王洲のギャラリーKOSAKU KANECHIKAで開催
写真家・鈴⽊親の個展「東京の⽇常の断⽚」が、東京・天王洲のアートコンプレックスにあるギャラリーKOSAKU KANECHIKAで、3月7日から4月11まで開催。
Nakameguro, Tokyo, 2016
© Chikashi Suzuki, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA
90年代より、エディトリアルやファッション・フォトの最前線で活躍し続ける鈴⽊親。フランスでキャリアをスタートさせた彼の活動は幅広く、ファッション、アートの境界を超えながら常に時代を代表する写真家のひとりとして注⽬を集めてきた。
そのキャリアにしては、展覧会や写真集での発表が少なかった鈴⽊だが、KOSAKU KANECHIKAでは2018年に「晴れた⽇、東京」、2019年に「わたしの、東京」と2回の展覧会を開催してきた。⻑年撮り続けてきた彼の重要な被写体である東京の再解釈を軸に、写真というメディアについての再考、また写真史へのレファレンスなど、重層的なコンテクストをもつ展⽰を⾏った。
続く今回の個展では、綿密なセッティングをして撮影したものではなく、どちらかというと私的、プライベートなスナップを中⼼に展覧会を構成する。