オフランウェイを彩ったのは最旬カラーの「赤」。統一感あるスタイリングを参考に【パリスナップ】
2. シルバージュエリーでトーンを統一
真っ赤なドレスにシルバーの装飾でツイストし、優美なシルエットを描き出す。小物は黒でシャープな印象に。さらに、ドレスの装飾に合わせて、バッグのチェーンやピアスのジュエリーもシルバーに統一し、全体のバランスを調和。鮮やかな色をメインにする時は、引き算の美学を究めるのがカギ。
3.カジュアルダウンさせた赤
「シャネル」のツイードジャケットにジーンズを合わせて、赤をカジュアルに取り入れたスタイリング。2の彼女とは異なり、彼女は金ボタンに合わせて、ネックレスやピアスのジュエリーにゴールドを合わせて、全体に統一感を持たせた。
4. 赤を主役に女性らしさ満開
世界的モデルのサラ・サンパイオは、赤色を取り入れたドレッシーなスタイルで来場。ピンクやオレンジといった同色系で、カラーグラーデーションを作る上級テクニックはさすが! 小麦肌と相性のいい赤色は、エキゾチックで魅惑的な女性像を引き出してくれる。番外編
派手色はややハードルが高いという人でも、差し色となる小物や、シューズとバッグの色をリンクさせるなど、まずは部分使いで取り入れてみては? カラーとトーンが散乱しないように、カラーメイクは控えて、赤リップだけのポイントメイクもオススメ。
Text by ELIE INOUE
Photo by Yusuke Kinaka
マーク ジェイコブス24年クリスマス、星モチーフのレザーバッグ&パープルカラーのミニバッグ