シャネル・ネクサス・ホールが過去に開催した6つの展覧会のデジタル版図録を期間限定公開へ
その関係性を深く探り、知識が伝えられていく過程で見られる感情、創造への感動、個々の関係、こうした交流から絆が芽生えていく様子を捉えた。伝統と革新、世代を超えた交流、文化的な多様性、遺産の保護など、見るものにさまざまな広がりを持たせ、思いめぐらすきっかけを与えてくれる。
Vol.3「DEPARDON / TOKYO 1964-2016」レイモンドゥパルドン展
「DEPARDON / TOKYO 1964-2016」レイモンドゥパルドン展
公開期間:2021年1月8日〜2月4日
アフリカの内戦から、世界各地に息づく人々の表情まで、報道的かつ人間味あふれる作品で知られるフランスの写真家、レイモンドゥパルドン。そんな彼が初めて日本を訪れたのは1964年、先の東京オリンピックを取材するためだった。当時22歳のまだ駆け出しともいえるドゥパルドンによるモノクロの写真群には、独自の鋭い観察眼や優れた画面の構成力がいかんなく発揮されている。そして2016年、ドゥパルドンは本展のため、再び東京の街をカラーで撮影。図録には、ドゥパルドンが東京を撮影した過去作とともにカラーによる撮り下ろし作品があわせて収録されている。