くらし情報『MCMトップが語る日本再上陸の野望2/2--加賀美由加里MCM日本法人代表【INTERVIEW】』

MCMトップが語る日本再上陸の野望2/2--加賀美由加里MCM日本法人代表【INTERVIEW】

一方、ブランドに馴染みの薄い若者には、どのようにアプローチをしていくのでしょうか?

ジャスティン・ビーバーやクロエ・セヴィニー、ファレル・ウィリアムスら、若者に人気のある海外セレブがMCMを愛用しているので、ブランドを知っている人も大勢います。そういった状況下でリローンチすることで、新鮮なブランドとして受け止めてもらえると期待しています。

また、MCMはストーリーのあるブランドです。ブランド名はローマ数字「1900」を意味し、旅行が脚光を浴び始めた20世紀を象徴しています。そういった背景や既成概念に捕われない考え方は、若者に魅力的に映ると考えています。

――銀座旗艦店が4月25日にオープンします。再上陸の拠点として、銀座を選んだ理由は?

銀座は日本のみならず、世界の有数のファッションエリア。ファッションブランドであれば、銀座に出店することは一つの目標です。
約330平方メートルの広々としたショップが誕生します。メガブランドがひしめく中でインパクトを出せるよう、オープンに向けて調整中です。

オープン時には、銀座旗艦店の限定アイテムの他、東日本大震災の復興支援として、岩手県三陸の職人と協業したトートバッグ2型、クラッチバッグ1型を販売します。

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