【ファッション再生】“機械・ファッション大国である日本”イエリ社長×兼松繊維社長2/3
80年代から90年代前半に会社を成してきた人達に対して、今の世の中に対して責任を取りなさいと言いたい。再生とかというキーワードに対して、今の60・70代の人達に率先して立ち上がって頂かないと。だって立ち上がって頂けるレベルに皆さんいるじゃないですか。社長や役員をされているんですから手筈を整えて頂かないと。我々は現場で動く人間だから、やっぱり利益、売り上げだけを考えて生きていける世の中ではなくなってきているからね。そこは是非貢献したい。こんな話をすると長ケ部社長は耳が痛いかもしれないけど(笑)。O:いやいや私もこの業界で生きてきた責任はやはり感じますのでそのためにもやりたいと思います。
僕らがまず思い起こさないといけないなあと思うのは、30年前はきっと瓶だとか缶だとかの分別もしていなかったですよね。これもリサイクルの意識が社会的に盛り上がってきて今や当たり前の様に分別しています。ところが衣料品は取り残されていて、本当に、このままでいいのかと思っています。このままでいい訳ないからどうにかしないといけない。そう思っている人はいっぱいいるのにリーダーシップを取ってやっていこうとはなかなか出来ない。