くらし情報『小企画展「美術館の悪(わる)ものたち」国立西洋美術館で、デューラーなど15~20世紀初頭の西洋版画』

2023年7月24日 18:50

小企画展「美術館の悪(わる)ものたち」国立西洋美術館で、デューラーなど15~20世紀初頭の西洋版画

小企画展「美術館の悪(わる)ものたち」国立西洋美術館で、デューラーなど15~20世紀初頭の西洋版画

小企画展「美術館の悪ものたち」が、東京・上野の国立西洋美術館にて、2023年9月3日(日)まで開催される。

国立西洋美術館に潜む「悪ものたち」に着目
国立西洋美術館が所蔵する作品には、多くの「悪ものたち」が登場する。お金に目がくらむ若者、若い女性にうつつを抜かし、あるいは嫉妬する老人、盗人たち。ひいては悪魔や魔女といった悪を象徴する存在やその手下たち、死の象徴でもある憎々しい骸骨などがその例である。

小企画展「美術館の悪ものたち」は、国立西洋美術館が所蔵する作品に見られる「悪ものたち」に着目した展覧会。15世紀から20世紀初頭にかけての所蔵版画作品を中心に紹介する。画面の中に描かれた個性的で、時にコミカルな姿で表される悪ものたちの姿を通じて、芸術家の豊かな空想力を感じることができる。

会場では、「罪深い人々」「悪魔と魔女」「魔物」「死」「近代都市の悪ものたち」に分けて版画数十点、絵画数点を展示。
特にマルカントニオ・ライモンディやアルブレヒト・デューラーが描いた各ジャンルの「悪ものたち」の作品を鑑賞できる。

悪に対するかつての西洋の価値観を垣間見る
はるか昔に描かれた「悪」や「正しくないこと」

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