くらし情報『映画『システム・クラッシャー』社会のどこにも居場所のない9歳の少女がもがき突き進む物語』

2024年1月25日 12:15

映画『システム・クラッシャー』社会のどこにも居場所のない9歳の少女がもがき突き進む物語

映画『システム・クラッシャー』社会のどこにも居場所のない9歳の少女がもがき突き進む物語

映画『システム・クラッシャー』が、2024年4月27日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。

母の愛を求める“システム・クラッシャー”の少女の物語
映画『システム・クラッシャー』は、社会のどこにも居場所のなくなってしまった9歳の少女を繊細かつ強烈な描写で描き出した物語。ただ母親のもとに帰りたいだけの少女が、もがき突き進む姿を映し出している。

監督・脚本はノラ・フィングシャイト
監督・脚本を務めるのは、ノラ・フィングシャイト。彼女は、ドキュメンタリー映画の撮影中、その乱暴性から行く先々で問題を起こし、施設を転々とする制御不能な攻撃的な子ども“システム・クラッシャー”の存在を知ったことから、『システム・クラッシャー』の映画化に至った。5年間かけて教育支援学校、児童精神科病棟などの関係者に緻密な取材を重ね、現場を体験しつつ脚本を執筆した。

主演は当時10歳のへレナ・ツェンゲル
主人公・ベニーを演じたのは、撮影当時10歳だったへレナ・ツェンゲル。出演シーンの大半が全身全霊の慟哭で、周囲を絶望に追い込むという強烈な役どころだ。
愛情不足な一面を悲しげに表現したり、かと思えば悪態をつく制御の効かない女の子に変貌したりと、様々な感情の幅を演じきり、2020年ドイツ映画賞では主演女優賞を歴代最年少で受賞した。

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