ヨシオクボ 2025年春夏コレクション - 吉本新喜劇とのコラボショー、20周年で夢叶う
ギャザーをたっぷりと寄せたふわりとボリューミーなシルエット
ディテールや製造工程で高い技術をみせるヨシオクボ。その確かなテクニックは今季も健在で、特にギャザーを細かく寄せ、ボリューム感を創出したビッグシルエットのMA-1&パンツに注目。ギャザーによる陰影も深く、洋服に落ちる影はもちろん地面に見える真ん丸な影までも楽しめる、丸みのあるシルエットに仕上げている。
迷彩柄風のギャザー
同じくギャザーの技法を活かしたウェアでは、ミリタリーデザインのシャツやジャケットも登場。ギャザーとキルティングにより、迷彩柄を表現した。その色合いもユニークで、染め方をこだわることで独特の風合いを出したという。
「隠す」ジップやポケット
「隠す」ことにこだわり抜いたギミックも必見。ジャケットに配した空気孔の役割を担うジップは、その存在を隠すかのように布を一部かぶせている。
また、ジャケットに付いたウェストポーチは、元から備わっているポケットであるかのように見せかけた。レーシングスーツのプリント
レーシングスーツをそのまま転写プリントしたボディスーツも目を惹く。服を折りたたんだ状態で転写プリントにかけたため、袖部分に空白があるのがポイントだ。