シャネル・ネクサス・ホールで福島第一原発を捉えた写真展 - 外国人アーティストが継続的に観た福島
中には、製造年月日が記されたものもある。時間の経過とともに、‟取り残されてしまった”現実を視覚的に伝える。
■問題は毎年変わる、だから今後も仕事を続けていく
写真家であるカルロスとギョームが取材中に思いつきスタートした本企画。その初期段階でシャネルと出会い、東京・銀座の地で写真展がこの度実現した。
展覧会前に彼らに話を聞くと「現地での問題は、経年変化で変わってくるもの。毎年毎年違う問題が出てくる、その現実を伝えたかった。そして、今後も福島の仕事を続けていこうと考えている。」とコメント。また、「自分たちが見てきたものをまとめた、いわゆる回顧展のような展覧会となった。」と本展を称した。
外国人の距離感を持って、継続的にみた福島。その興味深く人為的なアプローチに触れることで、恐ろしい出来事に新たな眼差しで向き合えるかもしれない。きっと、訪れる人にさまざまな思いを投げかける機会となるだろう。
【概要】
写真展「Retrace our Steps – ある日人々が消えた街」
開催期間:2016年6月24日(金)〜7月24日(日) 12:00〜20:00
会場:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
参加作家:カルロス アイエスタ + ギョーム ブレッション
主催:シャネル株式会社
入場料:無料
【問い合わせ先】
シャネル・ネクサス・ホール事務局
TEL:03-3779-4001
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