H&MとKENZOがコラボ - メンズ&ウィメンズのルックとビジュアルを公開
そして、スペシャルなものにしたかったという思いがあったからです。
キャロル:新しい人々との出会いも参加を決めた一つのきっかけです。特に、H&Mのファンと初めて出会えたことは嬉しい。また、様々な方々と一緒にお仕事に取り組めたことも貴重な機会でした。
KENZO×H&Mコレクションのコンセプトを教えてください。
ウンベルト:デザインをするとき、お客さんが求めていることを初めに考えます。今回は、高田賢三のアーカイブ、そして僕たちが創り上げてきたアーカイブを合体させて、新たなものを作りたいなと考えていました。
例えば、リボンドレスは、高田賢三の時代に生まれたのはたったの2着。
世の中に2着しか存在しえないものでした。このアーカイブをH&Mとクリエーションすることで再現でき、ある意味クチュール的なものをより多くの人が楽しめるようにすることができました。
具体的に刺激を受けた高田さんのアーカイブピースはありますか?
ウンベルト:1972年のオリジナルロゴは、スウェットトップスのモチーフとして落とし込みました。また、80年代3人のモデルを起用して‟クールルック”と打ち出したキャンペーンから得たアイデアは、タイガープリントへと形を変えています。