H&MとKENZOがコラボ - メンズ&ウィメンズのルックとビジュアルを公開
私たち特有のアプローチは、どれもウォッシャブルにしていること。現代的であること、機能的であることは、どのコレクションでも用いてきたポイントなんです。高田賢三ならではの美しいシルエットやフォルムはそのまま再現し、そこにモダンな手法を投下して、融合させている。高田賢三のアーカイブと僕たちのアーカイブがうまく調和するところが、面白いですよね。
最も難しかったところは?
ウンベルト:H&Mは、最良の価格でファッションを提供している。その中でKENZOのクチュールレベルを保って新しい作品を作り出すことが一番チャレンジングでした。
私たちは、ファンにサプライズを与えることが好き。着物を新しいファッションへと変えたり、全ての洋服をリバーシブルにして1パターンだけでなく2パターンで楽しめるようにしたり。
ラッフルドレスはリボンを3m、ラッフルを15mを使って創り上げましたし、シルクは100%のものにこだわりました。
KENZOのコレクションとコラボレーションコレクションの違いはありますか。
ウンベルト:KENZOでも、キャンペーンから広告まで全てを手掛けているので、クリエイティブ・ディレクションの面では違いはないです。