くらし情報『ラフォーレ原宿でメディアアート展 - IAMASが発信する先端的技術と芸術的創造の融合』

ラフォーレ原宿でメディアアート展 - IAMASが発信する先端的技術と芸術的創造の融合

(2016)は、近年展示されてきた「10番目の感傷(点・線・面)」(2010)のリミックス版とも言える作品で、模型列車が“風景"を照らし出すという基本設計は共通している。本作で、2台の列車を光源として映し出される像は、別々に動きながら時に重なり、ダイナミックな映像として立ち現れる。「見る」こと自体を問う作品である。

「Asemic Languages」菅野創
菅野創の《Asemic Languages》(2016)は、人工知能によって、複数の人が書き記した文字の形状とパターンだけを学習し、意味をなさないが文字のように見える線を書き連ねていく作品である。文字とは本来、伝達や記録を目的とするが、その意味を読み取ることなく学習され生成される線には、それぞれの書き手の手癖の痕跡だけが浮かび上がる。

そのほか、アーティスト・トークや、ライブパフォーマンスなども開かれるので、日時を確認して、ぜひラフォーレ原宿に足を運んでみて。

【概要】
Calculated Imagination IAMASが発信するメディアアート展
会期:2017年3月10日(金)~3月16日(木)
時間:11:00~21:00
入場料:無料
会場:ラフォーレミュージアム原宿
住所:東京都渋谷区神宮前1丁目11番6号ラフォーレ原宿6F

展示アーティスト:
・クワクボリョウタ「風景と映像(view or vision)」

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