2017年8月10日 19:10
ラフ シモンズ2018年春夏コレクション - オリエンタルとトラッドで表現するストリートスタイル
ウールはニット以外に織物でも現れた。ウール独特の重みのある布地で仕立てたコートやジャケットは、当然のことながらトラディショナルなメンズウェアを彷彿とさせる。英国風のチェック柄が取り入れられるとなおのことだ。さらに、アジアの民族衣装を再構築したような、ドレープで魅せるボトムスや着物風の羽織も、同様にして伝統的なものを象徴しているように感じさせる。
そのようなアイテムで構成されていながら、ストリートテイストも併せ持つというのがラフ シモンズらしいところだろう。それは、肩の力を抜いた服の着方や、帽子やスカーフなどのアクセサリー類、グラフィックや写真をプリントした柄などによって表現されていた。
ハリー・ウィンストン“ひまわり”着想の腕時計、ダイヤモンド&イエロー・サファイアが輝くダイヤル