ドルチェ&ガッバーナ、伊勢丹新宿本店でショーを開催 - 萬波ユカや竜星涼もランウェイに
メンズでは、キルティングとベルベットの二面性を持った素材から、ゴシック調のジャカードまで。パンキッシュなレザージャケットがあったかと思えば、50年代風のボックス型テーラードも取り入れている。まるで過剰すぎるのではないかと思われる装飾さえ、ミレニアルズの手にかかるとそれでないと物足りないとさえ感じてしまう。
たくさんのエッセンスを交えた服の中、やっぱり目立ったのはドルチェ&ガッバーナらしいフラワーモチーフやアニマルモチーフだ。ロマンティックな花柄は華やかなドレスとして用いられ、それが最高に“カワイイ”スタイル。一方でアニマルモチーフは、大きなアップリケでジャケットの上から今にも動き出しそうなほどの存在感で、それが最高に“クール”なのだ。
バッグやシューズも、2017年秋冬シーズンから変わらずメンズ・ウィメンズコレクションで自らを“キング”や“クイーン”と謳っている彼ららしく、想像性に満ち溢れている。ショッキングピンクのバッグや、まるで自らラクガキしたようなペイント柄。
これらもちろん日本限定コレクションで展開されているものである。
なお、モデルとして各界から注目を浴びるミレニアル世代を起用している。