くらし情報『「晩秋の特別拝観」兵庫県の3寺院「西国三十三所」で - 紅葉とともに文化財や秘宝を楽しむ』

「晩秋の特別拝観」兵庫県の3寺院「西国三十三所」で - 紅葉とともに文化財や秘宝を楽しむ

「晩秋の特別拝観」兵庫県の3寺院「西国三十三所」で - 紅葉とともに文化財や秘宝を楽しむ

「西国三十三所」である兵庫県の3寺院にて、「晩秋の特別拝観」が2017年11月に行われる。

「西国三十三所」とは、33か所の「札所」となる寺院で構成される日本最古の巡礼スポットのこと。1300年ほど前の718年(養老2年)に観音菩薩が人々を救うために示し、巡礼文化を生み出した元といわれている。巡礼の道は、和歌山県、大阪府、奈良県、京都府、滋賀県、兵庫県、岐阜県の2府5県を含み、約1,000kmもの長さにわたる。

本イベントは、「西国三十三所」が2018年に草創1300年を迎えることを記念して行われる「西国三十三所草創1300年記念事業」の一環。第二十五番札所 播州清水寺、第二十六番札所 一乗寺、第二十七番札所 圓教寺の3寺院にて、紅葉とともに文化財や秘宝を見ることができる。

第二十五番札所 播州清水寺では、播州清水寺を開山した法道仙人が一刀三礼で作られたと伝わる根本中堂の御本尊「十一面観世音菩薩」を30年ぶりに公開。さらに、征夷大将軍 坂上田村麻呂が約1,200年前に奉納したと伝わる大刀三口のうち二口を公開。
一般公開は1981年に重要文化財に指定されてから36年ぶり、播州清水寺では初公開となる。

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