「パワースポットとされる神社は、かつて都があって栄えた場所の周辺に多くあります。そのため、特に京都や奈良、鎌倉などに集中していますが、今回は山を神聖視する日本人ならではの修験道ゆかりの霊験あらたかな神社などもご紹介します。紅葉の名所としてはすべて有名なスポットです」こう話すのは、神社探究家・浜田浩太郎さん。秋も深まり、美しい紅葉もまっさかり。そこで、紅葉の名所かつパワースポットとして名高い神社を浜田さんにセレクトしてもらった。荘厳で美しい景色は、眺めているだけでなんだか運気がアップしてきそう!■十和田神社(青森県)807年、坂上田村麻呂が創建したと伝わり、日本武尊を祭る。青龍が眠るといわれる神聖な十和田湖畔にたたずみ、修験道の霊場としても長年信仰されてきたパワースポット。〈紅葉の見どころ〉十和田湖と杉並木の参道〈御利益〉運気上昇・縁結び〈パワースポット〉占場・開運の小径・原生林■日光東照宮(栃木県)1617年に創建。江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現を主祭神として祭る。江戸城(現在の皇居)の真北にあり、風水・陰陽道の観点から運気がよいとされる。〈紅葉の見どころ〉日光の山々の紅葉と陽明門の彫刻美・五重塔〈御利益〉勝運・家内安全・立身出世〈パワースポット〉北辰の道の起点・奥宮宝塔(徳川家康墓)・上新道■鶴岡八幡宮(神奈川県)1063年、創建。別称・鎌倉八幡宮とも呼ばれる、鎌倉初代将軍の源頼朝ゆかりの神社。武士の都である鎌倉の文化の起点とされている。JR鎌倉駅から徒歩10分ほどで行ける観光名所。〈紅葉の見どころ〉鎌倉国宝館、平家池、旗上弁財天社〈御利益〉出世運・勝負運〈パワースポット〉大銀杏跡・北条政子ゆかりの政子石・源平池■戸隠神社(長野県)霊山・戸隠山の麓に建立された、五社から成る神社。その一帯が日本屈指のパワースポットとされ、神社周辺を含めて紅葉が美しいエリア。〈紅葉の見どころ〉約500メートル続く杉並木と鏡池〈御利益〉スポーツ必勝(奥社)、縁結び(九頭龍社)、学業成就(中社)、芸事(火之御子社)、開拓(宝光社)〈パワースポット〉3つのお社(奥社・九頭龍社・中社)の本殿■小國神社(静岡県)静岡西部に位置する遠江国一宮。因幡の白兎を救った大己貴命(おおなむちのみこと)を祭神とする。神代杉に守られる社殿周辺は、「古代の森」とも呼ばれる。〈紅葉の見どころ〉宮川沿いの大小約1,000本のモミジ〈御利益〉縁結び・心願成就〈パワースポット〉金運の「金銀石」と縁結びの「ひょうの木」■日吉大社(滋賀県)約2100年前に創祀。平安京の表鬼門として鎮座。全国3,800余りの日吉・日枝・山王神社の総本宮で、方除け・厄除けの大社。約3,000本のモミジの木があり、関西屈指の紅葉の名所。〈紅葉の見どころ〉山王鳥居と参道の紅葉のコラボレーション〈御利益〉方除け(悪い方角からの影響を取り除く)・縁結び〈パワースポット〉奥宮がある八王子山の金大巌(こがねのおおいわ)■貴船神社(京都府)全国に約500社ある貴船神社の総本山。貴船川の上流にあり、祈雨・止雨の神として崇敬される。緑・黄・赤のコントラストが美しいと評判の貴船神社の紅葉は、ライトアップも実施。〈紅葉の見どころ〉貴船川沿いの紅葉と川床〈御利益〉運気アップ・縁結び〈パワースポット〉龍穴があると信じられる奥宮■春日大社(奈良県)768年、平城京の守護と国民の繁栄を祈願して創建され、中臣氏・藤原氏の氏神を祭る。鹿を神使としている。〈紅葉の見どころ〉奈良公園の森林〈御利益〉心願成就・縁結び〈パワースポット〉多くのご利益を授かれる若宮十五社■嚴島神社(広島県)593年創建。全国に約500社ある嚴島神社の総本社。古来、宮島自体が神聖視されてきた。平家ゆかりの由緒ある神社。〈紅葉の見どころ〉宮島〈御利益〉家内安全・交通安全・縁結び・商売繋盛〈パワースポット〉海上の大鳥居・客神社・嚴島神社本殿■金刀比羅宮(香川県)江戸時代に「一生に一度は“こんぴらさん”参り」と庶民に親しまれた神社。参道を上り、奥社から瀬戸内海まで見渡す絶景は必見。〈紅葉の見どころ〉約10万平方メートルのご神域の森〈御利益〉金運アップ・航海安全・商売繋盛〈パワースポット〉御本宮・奥社厳魂神社■霧島神宮(鹿児島県)540年創建と伝わる。高千穂峰を信仰対象とする山岳信仰から始まった神社。推定樹齢800年の神木の杉が有名。〈紅葉の見どころ〉天孫降臨神話ゆかりの霧島連山と鳥居へ連なる参道〈御利益〉事始め・縁結び・家内安全〈パワースポット〉杉のご神木・霧島神宮社殿今年は新型コロナウイルスの影響もあるため、実際に詣でる際は、各神社のホームページなどで情報収集を忘れずにしておこう。「マスク着用、密を避ける、大声で騒がないなど、コロナ対策はしっかりと。紅葉を眺めながら歩いたり、写真を撮るなどして、紅葉狩りを楽しみましょう。飲食可能な場所なら、紅葉を眺めながらお弁当を食べるピクニックのような楽しみ方もできますよ」美しい景色に心を清められて、御利益もアップしそう♪「女性自身」2020年11月10日号 掲載
2020年10月31日そうだ京都、行こう…。そうふと思ったのは、もはや昨年10月のこと。以前、裏ホロスコープの流光七奈先生に運勢を見ていただいた際、当時元カレへの想いを断ち切れずに未練タラタラだった私。「相性はいいけど復縁はやめておきなさい」と、七奈先生にもお参りに行った弁財天様にも釘を刺されたにも関わらず、なんだかんだでズルズルと連絡を取り続けておりました…(先生、神様、ごめんなさい…)◎当時の記事はこちらから(裏ホロスコープ体験記事vol.1裏ホロスコープ体験記事vol.2 )時折思い出したように「そういえば、元カレとはその後どうなったの?」と方々から聞かれることもあったのですが、その素朴な質問に対していつも煮え切らない返事しかできない関係に、結局私もモヤモヤはしていました。元カレも元カレで、別れてなお曖昧な態度をとり続けるという魚座男の「優柔不断は優しさ故」の性格が遺憾なく発揮されていて、このままだと「本当にどうしようもない!」と私もさすがに気が付きました。そこで、この際ならと彼を誘って復縁旅にでも行ってみようか、と思い立ったというワケです。(じゃあどこに行こうかな…。そうだ、京都行こう…。)これまで、旅先で立ち寄った神様に新しい出会いを望んでみたり、「もうすぐアラフォー」という年齢的な不安から来る将来のことを尋ねてみたりと、毎度毎度八百万の神様にどうしようもない相談を重ねて来ましたが、この核心にだけはあえて触れずにやり過ごしてきました。そしてとうとう、やりたくない宿題をやらないといけない時がやってきてしまったのです…。ああ。今回は京都、清水寺。旅の始まりです。定番寺院・清水寺は世界遺産&パワースポット京都観光の代名詞とも言える清水寺は、世界遺産にもなっている名寺。そしてたくさんの寺社が目と鼻の先に点在する京都のパワースポットでもあります。山号を「音羽山」とし、現在は北法相宗の大本山である清水寺は、奈良時代に延鎮上人(えんちんしょうにん)という僧侶によって開かれました。その後、延鎮上人と音羽山で出会った坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が滝の近くにお堂を建てたことが発端となり、清水寺は現代に至るまで、幾度も再建される歴史の長い寺院となったのです。清水寺の魅力|風情溢れる景観と歴史的建造物清水寺の広大な敷地にはいくつもの見所があります。まずは、別名「赤門」とも呼ばれる清水寺の正門「仁王門」。標高約14mの桜門は、訪れる人を圧倒し、そして鮮やかな朱色で目を楽しませてくれます。絢爛な建築美が特徴的な「三重塔」は、清水寺のシンボルとしても有名。日本にある三重塔の中では最大級の高さを誇り、京都らしさを存分に味わえる景観をつくりあげています。「清水の舞台」と称される広い舞台で知られる「本堂」を抜けると、「音羽の滝」が見えてきます。この滝は清水寺「奥の院」の崖下に位置し、湧き出る水の清らかさから清水寺の名前がついたと言われています。3つの細い滝が流れていて、それぞれ学問成就・恋愛成就・延命長寿とご利益が異なるそう。清水寺一番のパワースポットと言っても良いかもしれません。この他にも、仏堂である「経堂」や重要文化財の「西門」、季節ごとの特別拝観などもあり、清水寺は何度足を運んでもその度に魅力が異なる日本を誇る世界遺産です。随求堂の胎内めぐりで「生まれ変わり」体験これだけ見所の多い清水寺ですが、私がこの場所を旅行先に選んだ理由には「随求堂(ずいぐどう)」と「地主神社」に来たかったからです。随求堂は「慈心院」の本堂で1718年に再建されたお堂。こちらのご本尊である大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)は、「人々の求願を叶え」そして「あらゆる罪を滅罪させて」くれるというすごいご利益をもっています。また、大随求菩薩は秘仏で通常は一般公開していないのですが、この年は222年ぶりに坐像を公開している有難い年!随求堂ではお堂の下を大随求菩薩の胎内に見立てて「胎内めぐり」を体験することができます。胎内めぐりは心の生まれ変わりを体感できるものなので、今回の旅行にぴったりではありませんか!真っ暗なお腹の中で一つだけする願いごと仁王門から入ると、清水寺より先に随求堂が見えてきます。公開中の有難い秘仏・大随求菩薩様をお参りして、胎内めぐりをするためにお堂の脇にある階段をおりていきます。この胎内めぐり、行かれたことがある方はご存知かと思いますが、道中驚くほど真っ暗です。暗闇の中で頼りになるのは左手側にある手すりのみですが、この手すりは大きな数珠が繋がっているかのようにつくられているので、しっかりと掴むことが難しい…!しかも数珠を触っているのは利き手ではない左手…。目の前は闇…。人の気配は感じるものの、今進んでいるのが前なのか後ろなのか、方向感覚がなくなりそうで少し怖かったです。灯りの下で石を回して願い事をするしばらく進んでいくと、ぼんやりと光が灯された場所に出ます。そこに置かれた大きな石をぐるっと回して願い事を一つだけすると、その願いが叶うとされています。中にはちゃんと「ここで願い事をしてください」という内容の張り紙がありますが、後ろから人がどんどんやってくるのであまりじっくり考えている時間はありません。流れるように石を回して、素早くお願いします。「このまま復縁してもいいでしょうか?一緒に居てもいいのでしょうか?」******胎内めぐりをしていたのは実質10分程度の出来事でしたが、まるで圧縮された時間の中で、道なき道をさまよっていたような気分です。神様の言葉を代弁するためのお便り「おみくじ」随求堂を出た後は、道なりに清水寺へ向かいます。本堂の中におみくじを引く場所があるので、そこで先ほどの願い事に対する神様の回答をうかがいましょう!おお、緊張しますね…!はい…出ました!凶です。ここに来て、凶。京都まで来て、凶。”このみくじにある人は、諸事不幸福にしてまた災難あり。”つまり…どういうことでしょうか…?縁結びの地主神社から重要な忠告実はワタクシ、過去3回清水寺を訪れて毎回凶を引いているので、もう清水寺で引くおみくじは凶を引くのがデフォルトなんです。ということで、地主神社でも尋ねてみることにしました。清水寺では「京都地主神社」も縁結びで有名ですね!復縁旅で縁結び神社を参らない理由はないので、修学旅行生や女子大生の可愛いらしい姿の間に混ざっていそいそとお参りします。神様、縁結びの神様!「縁結びの神様、先ほど元カレとの復縁についてお尋ねしましたがその結果、凶がでました。これはやめておけということでしょうか?復縁すべきなのか、私はこれからどうしたらいいでしょうか?」向こうの石からこっちの石までを、目をつぶって真っ直ぐ来ることができれば恋愛が成就するという「恋占いの石」。修学旅行生や大学生の女の子がチャレンジしているのを見かけると、陰ながら応援したくなりますね。さすがに往生際が悪いかな、と思いながらもおみくじを引いて地主神社の縁結びの神様にもおうかがいします。さて、神様のお返事は…。出ました!末吉!ですが…恋愛”仲は悪くないが、口げんかが多い。口論の原因は、相手への交友関係への不信感であることが多い。お互いにもっと信頼を深めることが大切。”なにこれ、怖い。完全に見透かされていますね。まさに元カレへの不満と不安は「相手への交友関係への不信感」です。これが解決できなかったので、結局は別れることになったので。つまり、彼に対して信頼感が持てたら良いということですね!(これまでの行いを考えるとすごくハードルが高い課題です。)残念ながら、口ゲンカ勃発結果的には「相手を信頼できないなら復縁すべきでない」というニュアンス。これでもか!とダメ押しされて、なんとも複雑な気持ちで清水寺を後にした私たち。(元カレは私が復縁を占っていることはもちろん知りません。)実はこの日、風邪気味だった私の体調が清水寺を出る頃にだんだんと悪化し、とうとう「発熱したな」とわかりました。関節が熱で痛み出し意識が朦朧としてきて、歩くのもしんどい状況。とりあえず人混みを離れたいと申し出た後のこと…。「体調が悪いからリードしてほしい」と思う私と、「知らない場所では人任せ」という元カレの良くないところが炸裂して話が全く噛み合わなくなり、些細なことから口ゲンカに。思い返すと虚しくなるので詳しい内容は割愛しますが、場所を移動しながらかなり長い時間ケンカしておりました。「ああそうだ、彼こういう人だったわ…」と、いつもの良くないケンカに若干ウンザリしつつ、体調の悪さも相まって優しい言い方をする余裕はなく、「しんどい、無理…帰りたい。」とぼそっと呟くと、「そうだね。本当はやり直したかったし、また一緒に住もうって言おうと思ってたけど、無理だね。」えっ?おい!今言うことかーーーーーーー!!!!!!わかりました、神様。もう本当にわかりました。元カレよ、さよならだ!!!!!結論、神様のアドバイスは素直に聞くこと。時系列で言うと、昨年末詣った東京タワー神社で手相を見てもらった時には、すでに元カレとの関係を終わらせた後のことでした。(◎東京タワー神社の記事はこちらから) 手相を見てもらった際、「今年、大きな変化が来ています」と言われたのは、実はタイミングとしては「ズバリ!」だったのです。 結婚線が出ていたのも、恐らく元カレとの復縁の流れのことでしょう。ああ〜!!!終わらせてしまった〜!!!と思わず叫び出したい気持ちもなくはないですが、一緒にいても「幸せじゃない」と気がついてしまったのに、年齢を理由にしてまで一緒にいる気もなかったので、まぁ仕方ありません。以前、七奈先生には「結婚しますし子供の姿もみえます」と言ってもらえて、だけど「元カレはやめておきない」というサインが出ていたのであれば、それは「彼は相手ではなかった」ということ。それなのに、私が未練がましくいつまでも気持ちを切り替えられなかったから、良い流れをキャッチできなかったのでしょう。曖昧な態度を取っていたのは、彼よりもむしろ私の方だったのかもしれません。結果的に彼にも嫌な思いをさせてしまったかと思うと、今もまだ苦い気持ちになります。復縁は「もうない」と気が付いて、ようやく前を向けました。同じ時間を過ごした約7年の年月を思うと腰が重かったのですが、やっぱり書くことで終わらせたいと私の復縁にまつわるエピソードを紹介させていただきました。弁天様に「やめておきなさい」と言われたにも関わらず、性懲りもなくズルズルと曖昧な関係を続けた結果、ケンカ別れとなった京都。 神様のサインにはちゃんと意味があることを身を持って体感!さて気を取り直して、今年は変化の年ということ。いいこと(いい出会い)があるように行動していきたいと思います!想定していた内容とは違いますが、最終的に胎内めぐりをして生まれ変わったってことになりますね。そう。要は”気は持ちよう”です!京都清水寺京都地主神社
2019年09月07日「西国三十三所」である兵庫県の3寺院にて、「晩秋の特別拝観」が2017年11月に行われる。「西国三十三所」とは、33か所の「札所」となる寺院で構成される日本最古の巡礼スポットのこと。1300年ほど前の718年(養老2年)に観音菩薩が人々を救うために示し、巡礼文化を生み出した元といわれている。巡礼の道は、和歌山県、大阪府、奈良県、京都府、滋賀県、兵庫県、岐阜県の2府5県を含み、約1,000kmもの長さにわたる。本イベントは、「西国三十三所」が2018年に草創1300年を迎えることを記念して行われる「西国三十三所草創1300年記念事業」の一環。第二十五番札所 播州清水寺、第二十六番札所 一乗寺、第二十七番札所 圓教寺の3寺院にて、紅葉とともに文化財や秘宝を見ることができる。第二十五番札所 播州清水寺では、播州清水寺を開山した法道仙人が一刀三礼で作られたと伝わる根本中堂の御本尊「十一面観世音菩薩」を30年ぶりに公開。さらに、征夷大将軍 坂上田村麻呂が約1,200年前に奉納したと伝わる大刀三口のうち二口を公開。一般公開は1981年に重要文化財に指定されてから36年ぶり、播州清水寺では初公開となる。第二十六番札所 一乗寺では、本堂・大悲閣の内陣拝観と、重要文化財に指定されている御本尊の聖観世音菩薩の特別公開が行われる。第二十七番札所 圓教寺は、重要文化財である塔頭十妙院と金剛堂を3日間限定で公開。塔頭十妙院では江戸時代前期の絵師、狩野永納が描いた襖絵を、室町時代に建立された金剛堂では、天女の天井絵を鑑賞することができる。【詳細】兵庫県の3寺院で「晩秋の特別拝観」実施寺院:■第二十五番札所 播州清水寺・根本中堂御本尊「十一面観世音菩薩」(秘仏)開帳及び特別朱印授与実施期間:2017年11月1日(水)~11月30日(木) 9:00~16:30入山料:500円 / 特別拝観料:300円 / 特別朱印料:500円・約1,200年前の大刀(重要文化財)実施期間:2017年11月10日(金)~11月30日(木) 9:00~16:00特別拝観料:500円住所:兵庫県加東市平木1194TEL:0795-45-0025■第二十六番札所 一乗寺・大悲閣の内陣拝観と御本尊「聖観世音菩薩」(秘仏/重要文化財)開帳実施期間:2017年11月10日(金)~11月15日(木) 8:00~17:00 入山料:500円住所:兵庫県加西市坂本町821-17TEL:0790-48-2006■第二十七番札所 圓教寺・塔頭十妙院及び金剛堂(ともに重要文化財)公開実施期間:2017年11月17日(金)~11月19日(日) 10:00~16:00 入山料:500円住所:兵庫県姫路市書写2968TEL:079-266-3327
2017年10月08日歌舞伎役者の市川染五郎、中村勘九郎、中村七之助が主演を務めるシネマ歌舞伎 『歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉』が2016年6月25日に公開されることが決定した。シネマ歌舞伎第24弾となる本作は、今年7月に東京・新橋演舞場で上演。もともとは2002年、染五郎が、2002年に劇団☆新感線とタッグを組み、神話や史実をモチーフとした時代劇シリーズ・いのうえ歌舞伎『アテルイ』として上演した。それから13年の時を経て、再び染五郎が歌舞伎化したものが新橋演舞場での公演で、映画では演劇の可能性を広げた、新たな歌舞伎誕生の瞬間をも捉えているという。タイトルにもなっている、阿弖流為の役を務めるのは、染五郎。苦悩しながらも蝦夷を率いる若いリーダーを演じる。そんな阿弖流為に奇妙な友情を感じながらも蝦夷征伐へと向かう坂上田村麻呂の役は、映画および舞台『真田十勇士』(2016年9月公開)でも主演を務めることが発表された勘九郎が、阿弖流為を導く謎の女・立烏帽子の役は七之助が、それぞれ務める。このほか、坂東彌十郎、市村萬次郎、片岡亀蔵らの出演も決定している。染五郎は本作を、「自分の夢でもある歌舞伎と映像の融合の第一歩になる、さらなる可能性を感じる作品」と形容。「舞台では表現できない編集によって生まれ変わりました」とした上で、「映像ならではの魅力が詰まった、歌舞伎NEXT『阿弖流為』を多くの方にご覧いただくことを心より願っています」とアピールしている。
2015年12月24日7月5日(日)より東京・新橋演舞場で上演される『新橋演舞場七月歌舞伎「阿弖流為」』。同作の制作発表が5月8日に行なわれ、市川染五郎、中村勘九郎、中村七之助が出席した。【チケット情報はこちら】同作は、2002年に市川染五郎が劇団☆新感線とタッグを組み上演した舞台『アテルイ』を歌舞伎化するもの。8世紀の日本、現在の東北地方にあたる蝦夷(えみし)の指導者、阿弖流為(あてるい)と、その蝦夷討伐に向かう征夷大将軍・坂上田村麻呂を中心に描いた物語。作を中島かずき、演出をいのうえひでのりが務める。初演と同じく阿弖流為役を演じる市川染五郎は「“歌舞伎NEXT”と銘打った今作、新しい演劇が誕生すると思っています。新しい演劇と言いましたが、決してやったことがないことをやるのではなく、歌舞伎400年以上の歴史を全て紐解いて、立ち回りや、テクニックなども掘り起こして料理したい。キーワードは“交ぜる”。新しいものと歌舞伎の手法、あらゆるものを交ぜ合わせた時の化学反応が起こることを目指していこうと思っております」とコメント。坂上田村麻呂役を務める中村勘九郎は「ずっと劇団☆新感線の舞台に出たかったので、こうして歌舞伎バージョンで参加できて本当に嬉しいです。初演も拝見したのですが、その時の染五郎お兄さんが本当に震えるほどにカッコよかった。阿弖流為と最終的には敵対する役なので、染五郎お兄さんと日々戦えることを誇りに、一生懸命務め上げたい」と意気込んだ。謎に満ちた蝦夷の女・立烏帽子役務める中村七之助は「兄は嬉しいと言っていましたが、僕は怖さでいっぱいです。というのも、僕もずっと新感線の舞台は見ていまして、もちろん初演も拝見しているのですが『こんなすごい人たちの中でよく芝居ができるな』って、染五郎お兄さんを尊敬していました。その舞台がこうして歌舞伎になって、自分が演じる・・・どうしようかなって思ってます(笑)。とにかくお客様に“歌舞伎化しないほうが良かった”と言われないように頑張りたい」と語った。演出のいのうえは歌舞伎化にあたっての見所のひとつに「阿弖流為と坂上田村麻呂が劇場の両花道で見得を切るシーン」と明かし「初演をご覧になった先代の市川猿之助さんに“ギャグを抜けばそのまま歌舞伎になるよ”とおっしゃっていただいたのが今でも心強い言葉として残っています」と話した。市川染五郎は「根拠はないですが、凄いものになると確信しています。13年前の自分より若く、もっと格好いいと今から想像しています。動員記録を作るつもりで、ハードルは高く置いてやります」と自信をのぞかせた。『新橋演舞場七月歌舞伎「阿弖流為」』は7月5日(日)から27日(月)まで、東京・新橋演舞場で上演。チケットぴあでは、一般発売に先がけていち早プレリザーブを5月14日(木)午前11時まで、プレリザーブを5月18日(月)午前11時まで受付中。
2015年05月12日大沢たかおがNHKの大型時代劇「火怨・北の英雄 アテルイ伝」で主人公のアテルイを演じることが発表され、9月2日(日)に記者会見が行われた。高橋克彦の「火怨 北の耀星 アテルイ」を原作にした本作。西暦800年代に奈良の大和朝廷とは異なる文化を築いていた、東北の“蝦夷”と呼ばれた人々。その一族の英雄であり、中央から派遣された坂上田村麻呂が率いる朝廷軍と壮絶な戦いを繰り広げる阿弖流為(アテルイ)の姿を描く。東日本大震災の発生を受けて企画がスタートし、NHKでは来年の大河ドラマ「八重の桜」、連続テレビ小説「あまちゃん」と並んで東北を舞台にした作品となる。「演者として震災に対してできることはないのか?と模索していたときにお話をいただき、すぐに共鳴して参加したいと思った」と語る大沢さん。真鍋斎プロデューサーは「アテルイは腕っぷしと意志の強い強靭なものを持った男。一方で戦争そのものに対して葛藤もするし、戦争が引き起こす環境破壊に心を痛めたりもする。命あるものに限りない愛を抱いており、優しい目線を持っている」と大沢さんを起用した理由を挙げる。大沢さんにとっては「JIN-仁-」以来となる連続ドラマ主演となるが、「自分の中でもうドラマはないかな?と思っていたところがあったけど、企画を読んで武者震いしました。言葉にするのは難しいですが、力強く演じたい。土地に根付いた人間をきちんと演じ、生命力のあるアテルイになれればと思っています」と意気込みを語った。撮影は9月30日(日)にスタート。岩手県南部などでのロケを中心に11月半ばまで行われる予定。今後、坂上田村麻呂役などのキャスティングについても随時発表される。「火怨・北の英雄 アテルイ伝」は2013年1月、NHK-BSプレミアムにて全4回で放送。■関連作品:藁の楯 2013年GW、全国にて公開映画 ストロベリーナイト 2013年、全国東宝系にて公開© 2012「ストロベリーナイト」製作委員会
2012年09月03日毎回、何かと話題のNHK大河ドラマ。自分の興味のある時代や地元にゆかりの人物が描かれていたら、興味も倍増しますよね。そこで今回は、まだ主役になっていない人物で、誰の大河ドラマを見てみたいか皆さんに聞いてみました!調査期間:2012/1/18~2012/1/21アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■文化人(紫式部、千利休、狩野永徳など)(284票)「紫式部。大河ドラマは戦乱を題材にしたものが多いイメージなので、逆に文化人のドラマを見てみたい」(32歳/男性/東京都)「千利休の目線で、戦国武将をどのように見ていたか知りたい」(31歳/女性/兵庫県)「雪舟とか狩野派の画家。その人個人の歴史ってあまり出てこないし、作品も見られるといいと思う」(24歳/女性/兵庫県)意外にも、最も多くの票を集めたのは文化人の話が見たいというご意見でした。特に、『源氏物語』で知られる紫式部の人気は絶大。ライバルとされる清少納言との関係も気になりますし、華やかな宮中の生活は、衣装やセットなども見応えがありそうですね。そのほか、北斎や松尾芭蕉、平賀源内、伊能忠敬、杉田玄白などを挙げる声もありました。■幕末から明治の人物(高杉晋作、福沢諭吉など)(217票)「伊藤博文。出生からの歴史、初代内閣総理大臣として苦悩した点、実施した政策など詳しいことを知りたい」(27歳/女性/千葉県)「高杉晋作。龍馬伝でカッコよかったので、今度はぜひこちらメインで」(32歳/女性/神奈川県)「ジョン万次郎。スケールの大きなドラマができそう」(30歳/女性/東京都)続いて多かったご意見は、日本が激動の時代を駆け抜けた幕末から明治。ドラマチックな出来事が多いうえ、比較的近い時代なら感情移入もしやすそうです。「証拠がたくさん残っており、具体的でよい物語ができそう」(29歳/男性/大阪府)という理由にも納得!■戦国武将(今川義元、石田三成、真田幸村など)(155票)「石田三成。中間管理職の悲哀にドラマがある」(30歳/男性/東京都)「長宗我部元親(ちょうそかべ もとちか)。出身県の武将だから」(26歳/女性/高知県)「結城秀康(ゆうき ひでやす)、松平忠直の親子。不遇の人生を生きた人物の視点から、戦国~江戸を見てみたい」(26歳/女性/大阪府)『ザ・大河ドラマ』というイメージの戦国武将は、やはり根強い人気。関ヶ原で負けた側がどんな運命をたどったのか、有名な武将の部下はどんな思いで仕えていたのか……テーマはたくさんありますよね。ゲームの影響か、真田幸村も人気でした。■平安時代の人物(藤原道長、後白河天皇など)(107票)「藤原道長は、かなりの権力を持っていた人。日本を動かすさまを見てみたい」(28歳/女性/大阪府)「坂上田村麻呂。歴史の教科書では名前くらいしか出てこないから」(25歳/男性/和歌山県)名前は知っているけど、詳しいことをよく知らない人物が多い平安時代。ドラマで描いてくれれば、勉強になりそうです。ほか、後醍醐天皇や安倍晴明、新興武士勢力の象徴である源義家などを推す声もありました。「平安なら誰でも見てみたい。戦国や幕末はちょっと飽きてしまった」(29歳/女性/千葉県)という人も。■戦国時代の女性(お市の方、淀殿、細川ガラシャなど)58票「細川ガラシャ。辞世の句が好きで、どんな人生だったのかドラマで見たい」(27歳/男性/長野県)「支える女性を主役にした大河が面白そう」(31歳/女性/東京都)歴史の陰に女あり。女性が表立って活躍することは難しい時代ですが、だからこそ、男性を裏で支えたり操ったり、そんなドラマも面白そうです。■江戸時代の人物(歴代将軍、島津斉彬、水野忠邦など)53票「徳川宗春。中央に逆らって自由に生きたこと、地元の経済政策に取り組んだことが魅力」(32歳/男性/愛知県)「上杉鷹山。米沢藩の膨大な赤字を無くすために奮闘し、再生のきっかけを作った名君」(24歳/女性/静岡県)平和な江戸時代に関しては、歴代将軍のほか、経済政策などで活躍した人物が人気。地元のお殿様の名前を挙げる方も多くいました。■そのほか「シャクシャイン。和人の主人公しかいなかったと思うので、アイヌの人や琉球王朝の人を主人公にした物語も見てみたい」(25歳/女性/北海道)「卑弥呼。謎の多い人物だからドラマ化しやすいと思う」(34歳男性東京都)「風魔小太郎や服部半蔵など、忍びの世界の人物」(30歳/女性/北海道)「日本人としての誇りをもてるような、神話時代の物語」(35歳/男性/大阪府)多様な意見が出ましたが、中にはこんなお声も。「城などの建築物を主役に、各時代の所有者とのエピソードなど、その遍歴をドラマにする」(29歳/男性/東京都)この視点はなかった!斬新で面白そうです。NHKのご担当者の方、ぜひご検討ください。(島田彩子)
2012年02月28日