2018年3月23日 17:10
グローイング ペインズ 2018-19年秋冬コレクション - 自由で束縛の無いファッションを
「メテオール」と並ぶキーワード「ダークマター」も併せてアイテムにデザイン。ショーの随所で登場したロングスリーブTシャツは、今シーズンのメインビジュアルのグラフィックと、片仮名のスリーブプリントによって、ストリートなテイストを含んだアイテムに仕上げられた。
変形MA-1やジャケットなど、宇宙服から着想を得たアイテムが多数登場する中でも目を惹いたのが、このロングダウンコート。襟が開き、身幅は上から下へと向かっていくに連れて広がっていく全体のシルエット。ユニセックスサイズであるため、女性が着ればビッグシルエットになり、男性が着れば、ジャストの袖丈と広がった裾によって不思議なサイズのコントラストが生まれてくる。ありそうでなかったシルエットは、まさに"未知なるもの"を表現したかったと話すユリアの構想と合致するデザインだ。
ファッションの自由
また、ルックがアクセサリーとして持っていたのがPVCトートバック。現代的かつ実用的なこちらのアイテムは、片面を『ポプテピピック』など大量の日本アニメの缶バッジでカスタム。
それは、アグレッシヴな雰囲気のショーの中で異彩を放ちつつも、違和感なくスタイルの一部として取り込まれていた。