2018年3月26日 18:20
ハナエモリ マニュスクリ 2018年秋冬コレクション - アイルランドで出会った美しい思い出
ギャザーが寄りドレスがふわりと広がる様は、ブランドのアイコンである蝶が空を舞う姿のようだ。アシンメトリーなドレスの裾やラッフルのように大きくカットされたスリーブも、歩く度に軽やかに舞い、柔らかなシルエットを描いていた。
アンティークの本カバーから着想を得たカラー
ショーの中盤になると、カラーは、深みのあるバーガンディレッドに統一される。この色合いは、アンティークのブックカバーからヒントを得たもの。ドレスに施されたフラワープリントは、厳かな雰囲気のあるパレットに、柔らかな光を与える。
魅力的なカッティング
同色のピースが連なる中でも、見る者を惹きつけてしまう魅力は、ひとつとして同じものがないカッティングのデザインだろう。アームに大胆な切り込みを入れて、フリルのように仕立てたスリーブ、複数のスリットを入れたことで、歩く度に宙に舞うスカート。そして、シャイニーな素材とマットな素材を同系色で組み合わたことで、互いの存在を引き立たせ、ドレスに多彩な表情を生み出していた。
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