くらし情報『「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」展が三菱一号館美術館で、ナポレオン"愛の暗号"入りジュエリーなど』

「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」展が三菱一号館美術館で、ナポレオン"愛の暗号"入りジュエリーなど

1810年頃、ナポレオン皇帝の妹・ナポリ王妃カロリーヌ・ミュラの為に制作されたいうバンドー・ティアラは、帝政時代における古代趣味を表現した一品。恋愛に関する神話の諸場面がパールとゴールドの中に描かれている。

1830年から1840年頃に制作された「ロイヒテンベルク」のティアラは、花のモチーフにエメラルドを飾った、ゴージャスなデザイン。自然主義を反映した「震える」セッティング技術によって、纏う者の動きに応じて、花部分もユラユラと揺らめく仕掛けが施されている。また、花はそれぞれ取り外しが可能で、ブローチや髪飾りとしての機能も持つ。

愛の込められた、ロマンティックなジュエリー
「想いをあらわすジュエリー(The jeweller of sentiment)」では、愛のモチーフを取り入れたデザインの品や、結婚祝いとして贈られたロマンチックなジュエリーを展示する。

色とりどりの宝石を飾った、「皇妃マリー=ルイーズのアクロスティック・ブレスレット」は、ナポレオンからマリー=ルイーズへ結婚祝いとして贈呈されたジュエリー。各宝石のイニシャルには、秘密のメッセージが隠されており、2人の生年月日や彼らの出会った日付などが示されている。

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