2018年4月22日 10:20
インドの綿布「カディ」とその魅力を伝えたマルタン・シンを紹介する展覧会、HaaTのバッグ販売も
カディには、インド国旗に糸車が配された背景にもなっている、輸入品の不買運動や独立運動といったインドの近代史と哲学までもが織り込まれているという考えがあるからだ。
イッセイ ミヤケと80年代よりものづくりの対話を継承
シンの活動を通じて、インド・テキスタイルは世界に伝播。日本でもイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)と80年代よりものづくりを続けており、今日でもHaaT(ハート)で継続してインド文化との対話ともいえる服づくりを行っている。
映像を通して「カディ」を紹介
「Khadi インドの明日をつむぐ - Homage to Martand Singh -」展では、このカディと、その魅力を世界に伝えたマルタン・シン(Martand Singh)の思想を、現地で取材した映像とともに紹介する。京都会場では、カディとその思想をマルタン・シンのインタビュー映像とともに特別展示。さらに、母屋ではカディをはじめ、アーカイブシリーズの伝統的な衣服のかたちやプリントを施したアイテムも展開する。オリジナルグッズも販売
21_21 DESIGN SIGHT SHOPではHaaTのバッグをはじめとするインドの手仕事を感じられるアイテムを販売するほか、HaaT/AOYAMAではマルタン・シンにまつわる展示と共にカディ(KHADI)