2018年6月28日 11:25
「ニッポンおみやげ博物誌」江戸から続くおみやげ文化、赤福やご当地カレーが国立歴史民俗博物館に
が誕生。戦後には、法改正や世界遺産の登録制度などを通じて、各名所や観光地に格付けを行った。「赤福餅」や「日本の名城絵葉書」など、ブランド化された観光地に紐づけられた「おみやげ」を紹介する。
また、現代においては、「おみやげ」が表す旅の目的や経験が多様化。自然の風物や景観を表現した「おみやげ」の他、有名な建造物モチーフから、各地に伝わる有形・無形の文化資源、各地のご当地キャラクターまで様々な種類の「おみやげ」を紹介する。さらに、旅や観光そのものにも焦点を当て、ご当地カレーなど定番の食品や雑貨から、海外でしか手に入らない個性的なオブジェまで、個性的なお土産の数々を通して、様々な旅や観光の在り方を考察する。
「おみやげ」のその後の行方にも注目
渡された「おみやげ」の、その後の行方にも注目。消費、保管、あるいは忘却される「おみやげ」の行方を追い、「おみやげ」の意味合いとともに、人とモノの関係を問い直していく。
加えて、「おみやげ」を含めモノを収集する「コレクター」についても検証。「おみやげ」を通して、人がどのように「コレクター」と化していくかを追う。詳細
企画展示「ニッポンおみやげ博物誌」
会期:2018年7月10日(火)