くらし情報『明治期の絵葉書が竹久夢二美術館に集結 - アールヌーヴォー美人や明治の世相を反映したレトロ風景』

2018年9月29日 10:25

明治期の絵葉書が竹久夢二美術館に集結 - アールヌーヴォー美人や明治の世相を反映したレトロ風景

明治期の絵葉書が竹久夢二美術館に集結 - アールヌーヴォー美人や明治の世相を反映したレトロ風景

展覧会「明治時代に登場!麗しき絵葉書の世界 ~アールヌーヴォー美人から、レトロ風景まで~」が、東京の竹久夢二美術館で2018年9月29日(土)から12月24日(祝月)まで開催される。

明治時代の絵葉書や流行を紹介
「明治時代に登場!麗しき絵葉書の世界 ~アールヌーヴォー美人から、レトロ風景まで~」では、明治時代の絵葉書を展示するとともに、当時ならではの世相や流行も紹介する。

日本で絵葉書が最初に登場したのは、明治時代中期頃。郵便物としてだけでなく、メディア、コレクションアイテム、ブロマイドとしての機能も担っており、1904年から始まった日露戦争の頃に大流行した。神田郵便局で発売された、日露戦役記念絵葉書を求めて人々が殺到し、負傷者が出る事態となったことも記録されている。

美人、風景、風俗を題材にモノクロ写真に手で色をつけた絵葉書から、竹久夢二をはじめ数多くの画家によってデザインされ、高度な印刷技術で生み出された美術絵葉書まで、会場には希少性の高い明治期の絵葉書が勢揃い。

竹久夢二による《無題(ベンチに座る女性)》は、優しいタッチとカラフルな色彩で、女性を可憐に描いた絵葉書。竹久夢二は多数の絵葉書を手掛け、絵葉書店の女主人である岸他万喜と結婚した。

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