くらし情報『「大哺乳類展2」国立科学博物館で開催、400点以上の剥製や骨格標本で紐解く、哺乳類の“生き残り戦略”』

2018年10月21日 12:25

「大哺乳類展2」国立科学博物館で開催、400点以上の剥製や骨格標本で紐解く、哺乳類の“生き残り戦略”

会場では、原始的な特徴をもつ哺乳類とされる単孔類や有袋類から、アフリカや南米を起源とするグループ、我々になじみのある哺乳類である齧歯(げっし)目、霊長目、食肉目、鯨偶蹄(げいぐうてい)目といったものまでが、分類群ごとに分けられている。

具体的には、チーターの走り方、ブラックバックの跳躍力、テナガザルのブラキエーション(樹上運動)、イルカやラッコの遊泳などがトピックとしてあげられている。これらを、山口大学共同獣医学部の協力により、最新の解析映像も駆使して解説。また、陸棲哺乳類最大のアフリカゾウの全身骨格や、体長16mのマッコウクジラの半身を模型で再現したユニークな骨格、12mのセミクジラの全身骨格などを初公開する。

「食べる」「産む・育てる」に注目
もうひとつの重要な項目として、哺乳類がここまで繁栄し、生き残ってきた理由にも注目。会場では、生きるために必要不可欠である「食べる」、すべての生物の目的である子孫を残すための「産む・育てる」という“生き残り戦略”を紹介していく。
「食べる」では、草食、肉食、昆虫食など、食べるものによって異なる歯やあごの特徴を200点近い頭骨を揃える。一方「産む・育てる」

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