2018年10月21日 21:55
ウィーウィル 2019年春夏コレクション - ある画家の一生に寄り添う衣服とは
オーバーサイズに仕立てられたテーラードジャケットは、素材由来のシワ感やドレープ感によって、ライトな空気感をまとっている。親しみやすい軽快さを持ちながらも、上品さを失わないのは端正な仕立てがあってこそのものだ。
体型を問わずきれいに見える造形
袖が余る程のゆるやかなニットや、裾にかけて波打つデニムパンツ、ギャザーを寄せ、たっぷりと生地を使うことで、身体に沿って流れるようなシルエットを描く生成りのロングシャツなど、ゆとりを持たせた造形によって、体型を問わず美しく着ることのできるフォルムを目指した。袖を通すことによって生まれる服の凹凸や曲線は、着る人それぞれのパーソナルな表現になる。
ユニークな佇まいのトレンチコート
肩幅や襟を大きくとったトレンチコートも、独特の佇まいを見せた。クロップドパンツと合わせ、ボトムスを軽くして上に重心をキープすることで、品のあるマニッシュさを漂わせている。また、燕尾服をベースにしたホワイトのセットアップも登場。ジャケットの襟や、パンツのサイドラインに挿し色としてブラックを用いることで、アクティブなイメージをプラスしている。
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