2019年2月23日 11:20
グッチ 2019年秋冬ウィメンズ&メンズコレクション - 隠す・魅せる"マスク"の魔法
そんなミケーレからのメッセージを代弁するかのように、ランウェイに登場したモデルたちは各々に顔や目元を覆い隠す個性的なマスクを着用している。
クラシカルなアイテムが主流
クリエーションの姿勢は変わらず異なる要素を掛け合わせる折衷主義であるが、アイテム自体はグッチロゴを散りばめたテーラードジャケットやセットアップスーツなどクラシカルなピースが主流。シャツにネクタイを締めたフォーマルな着こなしも、今季の特徴の1つと言って良いだろう。
ミケーレが好んで起用するキャッチーなモチーフは今季は控えめで、代わりに目を引いたのはパターンによるアプローチ。たとえばミケーレが生み出す世界に不可欠な動物たちも今シーズンはパイソン柄のブルゾンや、レオパード柄を取り入れたガウンコートなどに姿を変えている。
折衷主義を加速させるバッグ&アクセアリー
そんな中、ミケーレの折衷主義を加速させる役割を担ったのは小物類。クラシカルなハンドバッグがある一方で、アクティブなバックパックやスーツケースも登場。ハードなスタッズを施したチョーカーや、耳に被せるようなスタイルのイヤーアクセサリー、膝にあてたスポーティーなサポーターなども、存在感を放っていた。
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