2019年3月23日 16:10
エマリーエ 2019年秋冬コレクション - AI(人工知能)と共同製作、ファッションの未来とは?
オーガンザなど、シャイニーな素材を用いて仕立てたドレスは、流線形の装飾やドレープを生かした切り替えが施されたり、パニエとクリノリンを使いフューチャリスティックなフォルムに仕立てられたりすることで、独創的なオーラを放つ。
抽出画像をもとにしたパターンメイキング
AIの抽出した画像から形を起こしたドレスは、複雑な造形が織り成す優雅さが印象的。幾重にも重ねられたフリルは構築的なシルエットを生み出し、布を巻き込むようにして作られた装飾はダイナミズムをもたらす。ショーのラストに登場したウエディングドレスにも、同様のプロセスが用いられた。
自然界のイメージが新たな美を創造
さらに、エマ理永とAIのクリエーションに自然界のイメージを組み合わせたピースも登場。グラデーションのシースルー素材にプリーツを施し、緩やかなシルエットに仕立てたドレスは、青々とした植物のイメージを組み合わせて生成されたデザイン。AIの機械学習によって選択された自然界の美しさが、既存のエマ理永のコレクションには無かった、新たな発想のドレスへと導いた。植物の他、貝のフォルムをラーニングして仕立てたドレスも登場。
波打つような白の装飾や、シェルの立体感を表現している。
青森出身の13歳・葉山若奈、『nicola』専属モデルとして5月1日誌面デビュー「たくさんの方々にワカナスマイルを届けたい」