「不思議の国のアリス展」神戸、横浜、福岡などで - 日本初公開作品&草間彌生、ダリ等が描く“アリス”
自筆の挿絵入りの本を完成させ、アリス・リデルに贈ると物語の面白さが評判を呼び、出版することに。人気画家ジョン・テニエルが挿絵をつけた『不思議の国のアリス』が出版されると、キャロルは一躍人気作家となる。
草間彌生やダリ、清川あさみの「アリス」も
会場内には、日本初公開となるルイス・キャロルによる「アリス」のスケッチや、テニエルによる挿絵のための下絵を展示する他、アーサー・ラッカム、エリック・カール、ヤン・シュヴァンクマイエル、サルバドール・ダリ、マリー・ローランサン、草間彌生、清川あさみ、山本容子など多彩なアーティストが独自の世界観で表現した「アリス」が集結。それぞれのアーティストのフィルターを通した「アリス」を楽しめる。
また、『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』、2つの物語に登場する、シロウサギやチェシャ猫、ハンプティ・ダンプティといった、ユニークなキャラクターたちを魅力的に描いた作品なども展示される。
〈神戸展〉リアル脱出ゲームとコラボ
さらに、神戸会場では、「不思議の国のアリス展」と「リアル脱出ゲーム」がコラボレーション。本展のためだけに作られた特別なキットを持って、入口をくぐると、アリスのようにシロウサギの後を追って、不思議の国へ飛び込むことができる。