2019年3月26日 12:00
アーネイ 2019-20年秋冬コレクション - こだわりを細部に宿したリアルクローズ
アーネイ(ANEI)の2019-20年秋冬コレクションが、2019年3月23日(土)に発表された。同ブランドにとって初のランウェイショーとなる。
ブランド初のランウェイ
アーネイは、2019年春夏コレクションよりスタート。デザイナー・羽石裕は、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)でヨウジヤマモト オムやY-3(ワイスリー)の企画、パタンナーを経験した経歴を持つ。その後、ビズビム(visvim)などを経てブランドを立ち上げた。初のランウェイショーのタイトルは「ファースト」。会場に足を踏み入れると、浜辺に打ち寄せる美しい波の音が響き渡っていた。
上品な質感のリアルクローズ
アイテムはスポーティーなフーディーや、アクティブなボアジャケット、ミリタリーコートなど、デイリーウェアが主軸。
ただし、それらはリアルクローズとしてのカジュアルな一面を持ちながら、素材感を生かしたエレガントな表情も備えている。ブラックとグレーでコントラストを効かせたジップ付きのプルオーバーには美しい光沢を称えて。オーバーサイジングなウールジャケットも上品な質感に仕上げている。
細部にこだわったフォルム
デザインは全体的にミニマルな印象だが、そのこだわりは細部に見て取れる。