2019年3月26日 12:00
アーネイ 2019-20年秋冬コレクション - こだわりを細部に宿したリアルクローズ
たとえばアウターの襟は胸元で止まることなく裾まで長く伸びており、和装の羽織りを彷彿とさせる。ホワイトのワンピースには、胸元に大胆なVのカッティングを施し、裾には深いスリットを入れた。
色彩で奥行きを生む
羽石がこだわる素材感やフォルムを強調するため、柄は潔く排除し、無地で勝負。その代役としてコレクション全体に奥行きを生んでいるのがカラーだ。ショーはグレーから始まり、絶妙なニュアンスのイエロー、グリーン、オレンジ、バーガンディ、ベージュ、ホワイト、ブラック...へと移ろう。
色によって奥行きを生むというアプローチはスタイリングにも見て取れ、たとえばイエローのジャケットにはオレンジのパーカーをレイヤードし、ブラウンのパンツを組み合わせている。カーキのボアジャケットにはイエローグリーンのトップスを差し込み、足元にはブルーを効かせたスニーカーをスタイリングした。
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