2019年4月12日 17:20
映画『アンダー・ユア・ベッド』主演高良健吾、愛する女の“監視に憑りつかれた”孤独な男に
何もかも自分だけ納得させていくような…。
取った行動を自分自身で消化して納得させていくようなイメージですか?
はい。それもあんまり周りに漏れないように…。
そして、“三井に成り切る”ということに距離をあけることをイメージしました。僕は役に“成り切る”のと、役としてその場に“居る”というのは別だと思っていて、その“居る”という方を徹底的にやりたいなと考えました。
三井の行動に共感や理解できる部分はありましたか?
僕は“共感”と“理解”は別のことだと思っています。で、役に対して共感が出来る、出来ないっていうのは役を演じるにあたって大きな問題ではないと思うんですよね。ただ、理解出来るか出来ないかっていうのは結構大事なのかなと思います。
理解はできます。色んな人が理解できると思う。一歩間違えれば三井と同じような行動をしてしまうかも知れないことって沢山あると思います。
三井を演じていく中で印象は変わっていきましたか?
ありましたね。演じているうちにそういう役に対する心境の変化が出てくるから“演技”は面白いなとも思いました。僕自身も演じるごとに、三井が報われたらいいなと思うようになったり。