2019年6月3日 21:15
リミ フゥ 2019-20年秋冬コレクション - 呼応する衣服と身体の関係性
リミ フゥ(LIMI feu)は、2019-20年秋冬コレクションのランウェイショーを、2019年5月31日(金)に、表参道ヒルズ・スペースオーにて発表した。モデルとして、玉城ティナが登場した。
“ボディコンシャス”=身体への意識の高まり
コレクションに通底していたのは、“ボディコンシャス”。服を着ることで、より一層身体への意識が高まっていく。それはタイトなピースばかりでなくオーバーシルエットのルックでも共通していることで、呼応する衣服と身体の関係性を浮き彫りにした。
骨のような意匠のオールインワンやドレス
目に留まったのは、あばら骨のような装飾を施したオールインワンやドレス。決して身体を拘束することなく緩やかなカーブを描きながら、ボディの側面に沿うようにして細いストラップが連ねられている。生地の分量をとって仕立てられたオールインワンやコートのしなやかな動きに連動して、服に躍動感を与える。
ウエスト部分にストラップを這わせた黒のブラウスには、軽やかなチュールスカートをスタイリング。弾むように動くスカートと、さらりと下に向かって伸びるブラウスの生地の質感がコントラストを描く。
ファスナー&ギャザーでタイトに
“ボディコンシャス”を明白に体現していたのは、ファスナーとギャザーを組み合わせてタイトに仕上げたドレスやジャケット、ミニスカートだろう。