くらし情報『静嘉堂文庫美術館「名物裂と古渡り更紗」展、「曜変天目」を包む絹織物など“茶道具・煎茶道具”の染織品』

2019年8月30日 13:15

静嘉堂文庫美術館「名物裂と古渡り更紗」展、「曜変天目」を包む絹織物など“茶道具・煎茶道具”の染織品

や「敷物」として重用された。

国宝「曜変天目」の「仕覆」
さらに、国宝「曜変天目」を包む貴重な名物裂の「仕覆」も登場。曜変天目には2つの「仕覆」が添えられており、いずれも今から5~600年ほど前の、中国・明時代に製作された絹織物で仕立てられている。曜変天目の格に相応する、2つの名物裂の「仕覆」は、経年による剥落が見られる部分もあるが、輝く「金襴」に分類されている。

デザインが波及した工芸品も
その他、名物裂や古渡り更紗を模倣したヨーロッパ更紗や和更紗、漆芸品・陶磁器など、他の工芸品にデザインが波及した作例も紹介。華やかな染織デザインをふんだんにあしらった箪笥(たんす)や、岩﨑家が美術品用にあつらえた風呂敷などが登場する。

【詳細】
静嘉堂文庫美術館「名物裂と古渡り更紗」
会期:2019年11月2日(土)~12月15日(日)
休館日:毎週月曜日(ただし、11月4日は開館)、11月5日(火)
場所:静嘉堂文庫美術館
住所:東京都世田谷区岡本2-23-1
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料:一般 1,000円、大高生 700円、障害者手帳持参者および同伴者1名 700円 ※20名以上の団体、200円割引
※中学生以下無料

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