2019年9月28日 04:50
メゾン マルジェラ 2020年春夏ウィメンズコレクション - 記憶と歴史、その中にある本質
無数の丸いハンドカッティングも、今シーズンを象徴するディテール。トラウザーを再解釈したドレスの上には、洋服を淡いベールで包み込むようなオーガンザがレイヤードされているが、そこには無数のホールが開いている。人は無意識に穴の中を覗こうとし、本質とは何かを意識するのだ。
ユニフォームを進化させる
ベースとなっているのは、セーラーカラーの学生服や、メンズのテーラリングなどある種のユニフォームとされるもの。誰もが袖を通したことのある制服を再解釈することにより、人々の記憶や心地よさにつながる感覚を呼び起こす。また同時に、オーセンティックなウェアを再構築し、従来の洋服よりもより良いものを生み出していくという“アップサイクリング”の概念を体現したものでもある。
【GirlsAward】森香澄、“あざとかわいい”封印 クールな視線で“あざとセクシー”へ